キャリア・カウンセラーの濱野です。


前号では、

上位目標(=ありたい姿)として、
「心から望む未来のイメージ」
を、言語化してみましょう。

2、3時間だけで良いので、
集中的に時間をとって、
とにかく手を動かしましょう。

ということを書きました。


書きはしましたが、
実際に手を動かした方は、
わずかではないかと思います。

TVやネットを眺めたりする時に、
「よーし、ネット見よう!」とか、
気合いれる人はいないと思います。

でも、自分のことについて考えることは、
とても頭を使う作業であり、
気合いが必要だから、です。

そして、
ありたい姿なんて
「今」考えなくたって、
先延ばしにしたって、
これまで通りの日常は流れていきます。

そう、上位目標(=ありたい姿)として
「心から望む未来のイメージ」を
書くことは、
「緊急ではないけれど、超重要なこと」
の領域だからです

誰もやれなんて言ってくれません。
自分がやると決めて、やるしかない領域です。

いつか、時間があったらやろうとか、
今週末にやろうとか、
頭の中で考えているだけでは、
きっと(絶対に)、やらないと思います。

だから、これを読み終わったら直ちに、
スケジュールに書き込んで(入力して)、
時間を確保することだけでも、
まずして欲しいと思います。


「心から望む未来のイメージ」を
言語化できて、初めて
それを実現するための無数の
具体的な施策や手段が、
下位の目標(=具体的な取り組み)
として、行動へとつながるのです。


キャリア共奏 第0014号にも引用した
株式会社武蔵野の小山社長の言葉です。

「いつかいつかと思うなら、今」