キャリア共奏Labの濱野です。


転職などの相談に来られた方の
職務経歴書をブラッシュアップさせて
機会も多くある。

一般的には、自分自身のことを
ひよって書かれる方が多い。

私が聞けば、すごいなー と思うことでも
本人には、当たり前、やって当たり前
ということなのだろう。

だから、職務経歴書を二人で見ながら、
リフレーミングしていく。
淡々と書かれた過去の実績(事実)を
言葉を置き換えていく。

「やった」のではなく、
「やり切った」のだ。

「トラブルプロジェクトに対応した」
のではなく、
「過去の実績が評価され、
 トラブルプロジェクトを任された」
のだ。

そんな話をしばらく続けていくと、
相手の表情や声が、
明るくかわっていくのがわかる。

過去の事実は変えられないけど、
ポジティブな言葉で表現していくことで、
認識がかわり、
これまで歩んだ人生に自信がもてる
ようになるのだろう。

自分が歩いてきた人生は、
自分が思う以上に素敵であったことに
気づくのだ。

そして、
過去の認識をプラスにかえていくことで
これからどうするか?
つまり、職務経歴書の
未来の時間の枠に、何を書き込みたいかも
前向きに考えらえるようになる。

未来の枠に何を書き込みたいか?
未来の自分は、どうありたいか?
つまり、自分のWILL。
そして、
WILLを実現するためには、
どんなCANを増やさないといけないのか?
そんなことが前向きに考えられる
ようになるのだ。

職務経歴書は一人で書くだけでなく、
キャリアカウンセラーと一緒に、
リフレーミングしていくことで、
過去の認識がアップデートされ、
未来にむかって自分らしく生きることを
考える上での準備が整う瞬間である。