【キャリア共奏 第0070号】

キャリア・カウンセラーの濱野です。

今週は、私の手帳に書かれている言葉(文章)から、いくつかを紹介してきました。

■月曜日
成長するために、何をしたらいいのかを考えて行動している人だけが、前には持っていなかった感性を身につけることができる。
そして誰が見てもわかる程度の大差がつくのは10年後。

■火曜日
ひとつの所に留まり続けると、視野がどんどん狭くなっていくのに、その事実に気付かない。
だから、常に自ら変化をもとめ続けて行動している。

■とんで、木曜日
夢に日付を入れて、夢と現実の差を明確にし、その差を日数で割り、日々やるべきことをやり抜く。
これによって、今日という日が変わり、結果として一日、一日と夢に近づいていく

そして今日、金曜日の言葉(文章)で、いったん、このシリーズは終わりにしようと思います。
というのも、こんな言葉(文章)が、手帳に数百並んでいるから、一度くぎらないと。

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人の前で失敗することが大好きである。それが自分が成長するための手段・過程だと知っているので、日々たくさんのチャレンジをして、日々たくさんのトライをして、明るく失敗を繰り返している。
そして失敗を成長の糧として日進月歩、一歩一歩成長をとげている。
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本当は、人前で失敗することなんて大嫌いです。

本当は、人前で失敗すると、恥ずかしくて仕方ありません。

だから、躊躇しますし、萎縮します。


だからこそ、その気持ちを払拭するために、こう書いて、失敗するよう自分を促しています。

明るく失敗を笑い飛ばしながら、失敗を繰り返そうよ!

そう自分に言い聞かせています。


昔は、100回、失敗を避けていたかもしれない。

それが、
100回に1回、挑んで明るく失敗するようになり、
100回に2回、挑んで明るく失敗するようになり・・・

手帳に何も書かず、何にも挑まなかったら、きっとずっと失敗を避け続けていたかもしれません。

きっと、避け続けていたでしょう。

でも、100回に1回だけ失敗に挑むようになれた。


これこそが、自分自身の進歩であり、

「成長している実感」を得るために、必要な失敗だとわかっているから挑むのだと思います。


こうして、一週間、自分の手帳に書かれた言葉を、続けて振り返ってみると、

自分という人間は、

「少しづつ、コツコツと、自分から変え続けること」 

そこに、価値を感じているし、

そうしたいと思って、いろんな言葉を使って、それを促しているのだろう。


そんなこと気付くことができました。

自分自身のキャリアについての価値観を認識できた、そんな一週間だったように思います。