キャリア・カウンセラーの濱野です。
この週末は、春のように暖かくなりましたね。


前号では、可処分時間の計算をしました。

例えば、私の場合
 平日: 1日あたり 4時間
 土日: 1日あたり 8時間
なので、
 一週間では、36時間 ( 1.5日)
 一か月では、144時間( 6日)
 一年では、1728時間(72日)
が可処分時間になります。

みなさんは、どうだったでしょうか?
睡眠の時間が少ない人、
仕事の時間が長い人など、
様々だと思います。

わかったことは、
自分自身がコンロールできる時間が
これだけある、という事実。
あるいは、これしかないという事実です。


いずれにしろ、
この時間を、どう活用するかで、
あなたの未来が決まるといっても
過言ではないと思っています。


活用の仕方は、
家族、友人と過ごすことかもしれません。
将来に向けたスキルアップ、セミナー受講
かもしれません。
今の仕事の生産性をあげるためのトレーニング、
かもしれません。
リフレッシュかもしれません。

人それぞれだと思います。

あるいは、
キャリア(人生)のある時期において、
介護や子育てなど、
家族に極端に比重がおかれることもあるでしょう。
それは、あって当然です。


だから、可処分時間をどう活用するかは、
各自がそれぞれのキャリアの事情にそって、
自分で考えなければいけないということです。

そして、時間を計画的に、あるいは、
意図的に活用する習慣をつけていかないと、
すぐに浪費してしまう、
あっという間に減ってしまうのも、
可処分時間の怖いところです。

なんとなくTVを見ていたら、2時間すぎた。
なんとなくゲームを続けていたら、3時間すぎた。
メールをチェックしようとPCを立ち上げて、
気がついたらネットを2時間も眺めていた。

浪費している時って、時間の経過が
ほんとに早いものです。

お金だと浪費すると、減ったのがわかるから
後悔もしますが、
時間だと、減ったのが見えづらいから
無駄遣いしても、自覚がないものです。


可処分時間をどう活用するかを考える前に、
まず、可処分時間を把握すること、
それを今、どう使っているか、
浪費(無駄遣い)している時間はどれだけ
あるのか、
それを、自分自身が把握するところから
取り組んでみてはいかがでしょうか。

まずは1週間、時間の遣い方をメモするだけでも、
可処分時間を、どれだけ未来に投資できているか、
あるいは浪費(無駄遣い)しているかに、気付くはずです。