キャリア共奏Labの濱野です。


「はるかなな人たち 一流の証明」
 川手 洋一さん  文芸社
を読んだ。

プロ野球の、
長嶋さん、王さん、星野さんの
番記者をされていた川手さんのエッセイ。

川手さんの人生とともに、
それを支えた三人の
プロ野球選手であり、名監督である
三人の存在が記されている。

そして、言葉が綴られている。


「自分のすべてを表現すること。
 それを一生かけてのテーマに
 することだ」
 長嶋さんの言葉


「オレは報われない努力 
 なんてないと思うよ。
 成果が出ないんだったら、
 まだ、努力といえる程の事を
 してないんじゃないかな」
 王さんの言葉

「すぐ結果を求めるなよ。
 結果が出るのは努力の倍の
 時間がかかるんだ。
 そう割りきれば努力が継続するんだよ」
 王さんの言葉


「商売大変か? 倒れそうか?
 そうか。それじゃあ
 前向いて倒れろよ」
 星野さんの言葉


自己表現の天才の長嶋さん(N。

自己検証の天才の王さん(O)

そして、

ONの自分への厳しさを見習え
と良く言っていた星野さん


川手さんのエッセイなので、
主役である川手さんについての
感想を書いたほうが良いのだと
思いますが、

川手さんが慕っていた、
川手さんが支えられていた
三人の言葉が、
強く印象に残った一冊でした。


特に、王貞治さんは、
私のロールモデルの一人。

決して華やではないけれど、
 「誰にも負けない努力」
を続けることで、
ほかの誰にも到達できないような
結果を出していく。

わたしも、王さんのような価値観をもって、
自身のキャリアを生きていきたい。