【キャリア共奏 第0028号】

キャリア・カウンセラーの濱野です。

今週は、「知っていること」と「実践していること」は果てしなく違う、ということについてです。

そして、これを見ると、これを聞くと「それ知ってる!」と言う人も多いけれど、「実践していない」という人も多い事例の二つ目は、「目標を紙に書けば達成できる」です。

自己啓発関連の本や、セミナーやWEBで目に触れる機会も多いので、活用すると効果が高いと言えると思います。

私自身は、「未来に向かって自分らしく生きる」ための目標として、自分自身のありたい姿、そこに行きつくために必要な知識、仕事はどうありたいのか、人間関係はどうありたいのか、健康はどうか、お金はどうか・・・などを目標として紙に書いて持ち歩いています。

書いていますと言っても、目標の量がA4で6枚以上になること、頻繁に追加したり、書き換えること、などから、もう20年以上前から、パソコンに入力した文章を、印刷して持ち歩くようにしています。

そして、最初の1枚は、ほぼ毎日読んでいます。

例えば、こんな感じです。

これを読むことで、自分の軸を取り戻せるというか、ワクワクするというか、そんな目標であり、ここに書くことで達成の確率が高まることを実感しています。

だから、昨日の時間管理のマトリックスと同様に、私の人生には無くてはならないものになっています。

さらに、目標を達成するためのより具体的な取り組みが、時間管理マトリックスの「重要だけど緊急ではない」ところに紐づいていて、そこに書かれた取り組みを実行することで、結果として、目標の達成に近づくということになります。


「目標を紙に書けば達成できる」ということなのですが、不都合な真実というか、最終的には行動しなければ、正直未来は変わりません。
紙に書いたからOKとかいって、放置しておいて目標に近づくのなら、それは達成する価値のない目標なのかもしれません。

紙に書く意義は、
まず、目標を書く過程で、自分の思いが、きちんと自分の言葉で言語化されるということ
次に、紙に書いて持ち歩くことで、頻繁に目にでき、目標を意識し続けられるということ
です。

本当に成し得たい目標、ワクワクする目標を書くことで、達成の確率は高まるし、行動に繋がることは、本当の本当の事実だと確信しています。


この週末は、連休となる方も多いでしょうか? 
私の住む東京は、GWと同様に、ステイホームしていたほうが良さそうな感じですね。
こんな時間を持て余す時にこそ、目標を言語化して、紙に書いてみてはいかがでょうか